ランニングコストを考えて薪ストーブに決めたというご夫妻。コストだけでなく、暖房のゴーッという音がない静けさが、快適もプラスしてくれました。
家づくりのコンセプトが特になかったというF様ご夫妻。住宅展示場を回り、そこで出会ったのが薪ストーブでした。薪ストーブが似合うナチュラルテイストのリビングができ上がりました。
ブラックウォルナットの床、スギの柱、ベイマツの梁、モンキーポッドのダイニングテーブルと、無垢材をふんだんに使ったLDK。床材は、あえて色にむらのあるものを選んで自然な風合いを出した。「時間が経つにつれて白い部分は茶色に、茶の部分は白っぽく変わっていくのが楽しみ」とご夫妻。小上がりの下のすき間には今後、間接照明を取り付ける予定。配線ずみで、現在はスピーカー用のケーブルのみ使用している。
実家にも薪ストーブがあり、薪のある生活が普通だったと言うご主人。「全部の部屋が暖かいんです」。当初設置を渋っていた奥様、お子様たちも、薪ストーブのある暮らしにすっかり魅了されている様子だ。
薪ストーブを中心としたM様邸のリビング。パイン無垢の床と壁はカラークロスを合わせることで、アメリカンヴィンテージスタイルに仕上げることに成功しました。
壁一面だけに貼った青いクロスと白木の腰壁が鮮やかなリビングは、薪ストーブを中心に、ご家族4人の笑顔があふれる空間。ダイニングテーブルは、キッチン作業台とカップボードも兼ねているので、家具が少なく広々スッキリとしている。
「田舎でおしゃれに暮らしたい」 そんな思いを形にした「くらすの家」は、スタイリッシュでありながら自然との共生まで考えた、本格的な自然の中の住まいです。 そのコンセプトをベースに、新たな規格で生まれたのが「都市型クラス くらすの家」。自然素材をふんだんに使った、ハイセンスかつリーズナブルな住まいで、素敵な天然生活を送ってみませんか。 取材・文◎田中和子 撮影◎井上孝明/野村雄治/山田晋也