リビングはご家族のくつろぎの場所。「アイランド型はあこがれでした」と奥様が言うキッチン。向かって左に洗濯機のある洗面脱衣室、右にはダイニングテーブルを一直線に配し、シンプルでスムーズな家事動線を実現した。
家を建てて叶えたい要望がご夫婦の間で違っていませんか? 本当に家の値段、仕様だけで決めるのですか?今回は、秋葉さんから「家を建てて幸せになる方法」についてお伝えしていただきます。
お子様の成長を考えて家づくりを決意したご夫妻。サンルーム、水回り、キッチンの広さをしっかりと取っているためリビング部分は小さめだが、ダイニングテーブルを置かないことで空間にゆとりをつくった。
『イエマド』では、家づくりを成功させた人たちをたくさん紹介していますが、全てのご家族に共通することが一つだけあります。それは「家づくりのパートナー選び」に成功しているということ。家づくりの第一歩であり、不可欠な要素であるパートナー選びについて、自由設計で一人一人の夢をかなえる京都の工務店、株式会社トミタの冨田広樹社長と営業の冨田健吾さんにお話をうかがいました。
二つの窓から豊かな陽光が降り注ぐLDK。ご夫妻がインテリアショップなどで見つけた照明をはじめ、家具や小物が彩りを添え、温かくて可愛らしい空間が広がっている。キッチン台と並ぶようにダイニングテーブルを配しているため、「料理も出しやすくて便利です」と奥様。
家づくりは「危険予算」と「安全予算」を理解しないと不安になります。でも、今の年収で、どんな家が自分に見合っているのかを考え、 破綻しない家づくりをするのは大切なことかもしれません。でも…家づくりってもっと楽しく夢のあるものとして考えられないでしょうか? 秋葉工務店の秋葉社長は、「こんな暮らしをしたい!」と夢を描くところから家づくりを始めるのが本来の姿ではないかと言います。そのためには、どんな資金計画をすればいいのか、 目からウロコの逆転の発想を伺いました。
安心できる家づくりに欠かせないのがライフプラン。自分と家族の人生を想定し、収支を把握することで、負担の少ない家づくりが進められます。 しかし、ここで気を付けたいのが、家を中心としたライフプランを立ててしまうこと。あなたにとって家だけが幸せな人生でしょうか。住む人が幸せになる家づくりを提唱する、秋葉工務店の秋葉社長にお話を聞きました。 取材・文◎中川明紀 写真◎山田晋也