ご夫妻とご長男が暮らす2階LDKは特注の大きな窓を設置した。四季折々の窓からの景色を楽しむため、ソファの位置や向きを時折変えている。
陽射しがたっぷりと差し込む明るいリビングは、存在感のあるウォルナットの梁と三連のスリット窓が空間のアクセントに。家の中心として落ち着いてくつろぐことができるよう、床や建具はすべてダークブラウンで統一している。
リビングに隣接する小上がりを作ることで、子どもがつまづくのではないかと迷ったと言います。しかし、結果的に下が収納になり腰かけるのにもちょうどよくなりました。
陽当たりが良く、明るいリビングはK様ご家族のくつろぎの場。「ダークブラウンが好きなので、建具やカーテン、ソファなどは統一し、壁や天井のクロスはそれが映える白にしました」とご主人。また、“使う物を近くに、分類して収納”を徹底してすっきりと。
ご夫妻とご長男、そして愛猫がご家族。家族が集まるLDKは、「ダイニングテーブルに座っていてもキッチンに立つ妻と会話できてうれしいですね」とご主人。奥様こだわりのダイニングのペンダントライトと梁のラインがアクセントに。リビングのソファは愛猫に合わせ、グレーをセレクトして落ち着いた雰囲気。
リビングには庭に面した二つの大きな窓から陽射しが注ぐ。道路側はテレビを置くために横長タイプの窓にし、高い位置へと設置したことで、外からの視線を避けられる。広い畳スペースは、ダイニングとしても活躍する。
暖色系の内装と照明に温もりがあるリビング。ダイニングとの間に、左手から玄関と階段、右手から水回りがせり出しているが、くびれの幅を1.8mと極力広げたため、一つの大きな空間としてとらえることができる。
家族の健康のため、壁に100%自然素材のシラス塗り壁材を使ったLDK。左官屋さんの手仕事で、刷毛を使った仕上げに味わいがある。オークルのような黄みがかった色が目になじみ、「最初から落ち着く感じがありました」と奥様。
39㎡のLDKの中心で、一際目を引くフルオープンキッチンはご家族の憩いの場。南側の大きな窓から明るい光が降り注ぎ、東西に窓を設けているので風通しも良い。ライトメイプルの床材は幅広のものを見つけて即決。
14畳のLDKには、ご夫妻の希望だったカウンターキッチンを設置。リビングダイニングは南向きの掃き出し窓からの採光がたっぷりで、やわらかな陽が注ぐ。窓の外に広がる大きな庭には、今後お子様が遊べるスペースや家庭菜園をつくる予定。
掃除が苦手だという奥様。だからラクしてキレイに住める間取りの家を考えたと言います。共働きでも過ごしやすくて子育てしやすい間取りの家が完成しました。
和室側から見たLDKは温かみのある木の風合いが印象的。リビングの壁面収納はインターネットで注文したもの。事前にサイズを伝えて、クロス貼りの際に設置した。ダイニングの一角には書類関係や小物を収納できる可動棚と、お子様のスタディスペースにも使えるカウンターを造り付けた。