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ほどよい距離感が心地いい玄関共有の二世帯住宅

1階と2階で住み分ける形で間取りづくりをスタート。平日はほとんど顔を合わすことはないですが、玄関が共用なので一緒に暮らしている感覚もある、ほどよい距離感が心地いい。

2020.08.07/イエマドアルファ編集部

注文住宅事例満載の家づくり情報サイト|イエマド編集部です。今回は、3世代が住む玄関共有の二世帯集宅の家づくりをご紹介します。1階と2階で住み分けることによる騒音などの問題を間取りの工夫などで解決。平日はほとんど顔を合わせないとのことですが、玄関が共有とのことで、いつでも存在は感じられるいい距離感にしました。ぜひ、参考にしてみてください。

気兼ねのない距離感でプライベートと家族の交流を両立

結婚を機にご主人の実家近くに一軒家の購入を考え始めたM様ご夫妻。ご主人のご両親に相談すると二世帯住宅を提案され、実家の建て替えを決意しました。現在、1階にご両親とお祖母様、2階にはご夫妻の3世代が一つ屋根の下に暮らしています。

お互いに気兼ねなく暮らせるのが一番というご両親の提案もあり、上下階で住み分ける形で間取りづくりをスタートしました。「生活リズムが異なるので平日はほとんど顔を合わせませんが、玄関が共用なので一緒に暮らしている感覚もある。ほどよい距離感が心地いいですね」とお母様。

二世帯住宅で問題になりがちな生活音については、リビングや水まわりの位置を上下でそろえるといった間取りの工夫に加えて、2階の床下に遮音性の高い断熱材を貼り、家族が増える将来にも備えました。「後から変えられない部分は最初からいい物を使うのが主人の考え。家族みんなのことを考えてくれたので、生活が驚くほどラクになりました」と話す奥様の言葉通り、M様邸にはご主人の気配りが散りばめらています。1階の窓はすべて防犯ガラスに。毎朝夜開け閉めする雨戸は負担が大きいと電動を採用しました。リビングの大きな窓も片手で開閉できる軽い4枚戸にしたほか、キッチンのグレード、棚や窓の高さ、コンセントの数など、配慮は細部にまでおよびます。

ご主人の優しさに包まれ、安心感と快適さに満ちた暮らしが手に入りました。

建てた後にかかるお金についても契約前から教えてくれた

地元のビルダーにこだわり、最終的に2社で迷ったと話すご主人。他社はざっくりとした予算のみの提示だったのに対し、スズモクでは契約前から家の金額だけでなく、建てた後にかかるお金についても細かく説明があったことが決め手となりました。「フタを開けたら追加料金がかさんだという話もよく聞くので安心できました」とご主人。

もう一つ、決定打となったのが家の性能のよさです。「前の実家が冬は寒くて夏は暑い家だったので、気密や断熱にしっかり取り組んでいる会社を探しました。スズモクさんは標準の基準自体が高く、耐震性や耐久性についても信頼できました。メンテナンスコストが抑えられる点も魅力でした」。

今後の生活やメンテナンスのことを考えて仕様を選択

1、2階ともに中央にLDKを置く。リビングを最大限に広く使えて、家族の交流が自然と生まれる間取りだ。1階はナチュラルで暖かい空間がテーマ。建具と床色を合わせて、クロスも目に優しい生成り色を選んだ。「手入れがラクというのに惹かれて標準の床にしました。とても気に入っています」とにっこりのお母様。

ご両親の部屋に入るところの壁にブルーのアクセントクロスを貼った。キッチンカウンター下にも同じクロスを用いて、ナチュラルな空間にクールな雰囲気をプラスした。

共用の玄関は手前と奥に上がり框をずらしている。ご両親の玄関収納は階段下を利用。奥行きがたっぷりあるので掃除道具も収納できる。

お祖母様のお部屋は玄関とトイレの横に。仏壇の上にも小さな窓を設け、2方向から光と風が入る。ご家族の生活スタイルの変化を想定してリビング側に扉を付けられるようにしてある。

ナチュラルなカラーで統一したキッチンはお母様の一番のお気に入り。玄関側の壁には階段下を利用したパントリーを置く。「可能な限り広くしてもらいました。かなり物を置けるので便利です」。

キッチン、寝室、リビングからつながる1階の洗面脱衣室は、家事動線の要。「朝起きて洗濯機を動かしてお弁当づくり。洗濯物を干すのにも流れるように動けますね」とお母様。

ご主人セレクトのアクセントクロスが上品な空間に仕上げる2階のトイレ。震災でタンクが割れてしまった経験から、タンク部を覆うように棚を造り付け、収納も備えた。

2階の階段を上がった脇のスペースは、趣味の道具や本棚を置き、有効活用した。壁にはご主人自らがフックを取り付け、コートやかばんなどはここでオフ。外との切り替えができる空間となっている。

2階は建具をシックなダークブラウンで統一した。床は落ち着いた雰囲気を与える幅広フローリングの明るい色味を用い、より広々とした空間に。キッチンカウンターの横には収納も備え、すっきりとしたリビングが実現した。

「1階も2階も希望よりもグレードアップしたシステムキッチンを主人が選んでくれました」とうれしそうな奥様。清潔感のある白でそろえた。ダウンライトは、キッチンの上はクリアに見える昼光色に、リビング側はリラックスできる昼白色と使い分ける。

階段に面するキッチン奥の壁に小窓を取り付けました。昼間は階段の窓からの光がキッチン側に明るく差して、夜は逆にキッチンの明かりが階段を優しく照らします。閉塞感もなくなって、付けて大正解でした(奥様)。

将来のお子様の部屋。二つに分けても使えるように扉やクローゼットを左右対称に二つずつ設けた。窓の高さを通常よりも高めに調整しているので、壁側にも自由に棚や机が置ける。

大容量のクローゼットを設けた寝室。以前住んでいたアパートの寝室がお気に入りだったという奥様。新居でも同じようなアクセントクロスをセレクトし、奥様好みの空間に仕上げた。

2階の洗面脱衣室。「洗濯機の横の壁に洗剤を並べて置けるニッチをつくっていただきました。身長に合わせて取りやすい高さにしてくださったのでとっても便利です」と奥様。

外壁選びが一番頭を悩ませたと話すご主人。「周囲に新築の家があまりないので、地域に馴染むような落ち着いた色合いを選びました」。

 

 

 

 

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