ダイニングの上部を吹き抜けにしたことで開放感が感じられる。スキップフロアや2階へ声が届くほか、風通しの良さにも一役買っている。スキップフロア下の収納スペースには、キッチン側、ダイニング側、ご両親のスペース側からも入れるので便利。
奥様のご実家を建て直して二世帯住宅に。玄関右側の親世帯スペースを平屋にして、2階の生活音が気にならないよう工夫した。
奥様のご両親と同居していたご実家を建て直そうと考え始めたのは8年前のこと。資金面を心配されたご両親の助言もあり、話をすぐに進めることはなかったのですが、当時から、エスホームのホームページを見て気になっていたと言います。
それから約7年が経ち、改めて建て直しを考えたときには、迷わずエスホームの見学会に向かったと言います。「こちらが何もアクションを起こさずにいたのに、とくに売り込みなどはなく、7年間ずっと家づくりの知識・情報やスタッフが書くお手紙が届いていました。
エスホームの方にはお会いしたことはなかったんですが、勝手に親近感を抱いていました。最初から、この人たちがつくる家なら間違いない!という安心感がありましたね」とご主人。
「家族が楽しめるリビングにしたくて、卓球台を置くことを前提でリビングの広さを決めています」と奥様。リビングの主役は本格的な卓球台だ。壁に5つはめ込んだ飾り窓からの光が玄関を明るく照らす。
掃き出し窓と対面のスキップフロアの窓からの光が注ぐ明るいLDKは、キッチンカウンター上もオープンにして開放的。白い壁紙と木目の化粧梁がナチュラル感を演出している。
カウンターは白を基調として清潔感がある。壁面には大きな収納を設けて、家電類や食器が整理されている。奥のパントリーはスキップフロア下の収納スペースへ続く。
二世帯共同の玄関は収納が大きく、ホールも広々。正面のドアはLDKへ、右側のドアはご両親のスペースへ。(写真左)
スキップフロア下の収納スペース。奥のキッチン脇はパントリースペース、ダイニングとつながる部分は季節物やクローゼットを兼ねた収納、写真の手前側はご両親の納戸と、抜群の収納力を持つ。(写真右)
ご両親のスペースは写真のLDKに加え、右側には寝室スペースが。バリアフリーの広いトイレは納戸側にもドアを設けており、スキップフロア下の収納とつながっているので回遊することが可能だ。
写真左から浴室と洗面脱衣室→トイレと廊下→サンルーム兼ウォークインクローゼットを一直線に配置した家事動線が実に効率的。トイレの壁と洗面脱衣室の天井にグリーン系のクロスを配してアクセントに。
二世帯住宅の広い古内様邸のなかでも、特に目を惹くのがリビングに置かれた卓球台です。卓球経験がありお得意だという奥様のお母様と、中学で卓球部に所属するお嬢さんのみならず、ご家族全員のコミュニケーションツールとして欠かせないものだそう。
2階へ続くスキップフロアもポイント。「どうしても子供たちが宿題をするスペースとしてつくりたかったんです。まだ個室で勉強できる年齢ではないし、リビングだとテレビを見てしまうので。だから一部屋分くらいのスペースをとって、3人の教科書やランドセルもここに置いていますね」。階段の手すりは特注のアイアン製。白壁のアクセントにもなっています。
そのスキップフロアの下に大容量の収納スペースを確保。玄関に入って右にご両親のスペース、正面にリビングダイニングスペースと、二世帯に分かれる古内様邸ですが、実はこの収納兼廊下もお互いのスペースへ行き来できる動線。お子様のかっこうの遊び場にもなっています。
「この収納スペース以外にもサンルームとして使えるウォークインクローゼットほか、1階にたっぷり収納をつくりました。そうすることで、1階だけで家事が完結できて便利。どこに何を置くのか、どう使うかを考えて、収納棚の高さや奥行を決め、通気の窓はそれに合わせて付けました」。
三世代7人のご家族全員が、心地良く楽しく暮らすためのこだわりが詰まった家となりました。
スキップフロアはお子様たちの勉強スペース。上げ下げ窓を開けると1階との風の通り道となり、その下には棚を配した。また、2階の各部屋のドアと上部にはめ込んだガラスブロックはそれぞれ異なるもので、お子様自身のセレクト。
2階の廊下には洗面台や本棚を埋め込むように設置。スペースを有効活用して機能的に。
ご主人の個室(写真上)と子供部屋(写真中下)。壁の1面だけ、それぞれのお子様が選んだカラーを配してポップに。男の子二人の部屋は合わせて10畳の広さ。2部屋の間にある引き戸で仕切ることも可能で、後々の工事は不要。
西村社長(右)と古内様ご家族。「送り続けてくれたニュースレターを毎月読んでいたので、社長の優しい人柄に最初から信頼が置けました」とご主人。
構造:木造
延べ床面積:180.93㎡
階数:2階
会社名:株式会社エスホーム
所在地:栃木県宇都宮市平出町3563-3
連絡先:028-613-6606
FAX:028-613-6616
メール:mail@shome.co.jp