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子育ても大事、趣味も大事 気持ちにゆとりの生まれる家

室内は白をベースにして明るさを出し、黒やダークブラウンを上手に使って引き締めた。リビングの印象に大きく影響する窓回りにこだわり、カーテンではなくバーチカルなブラインドを使ってすっきりと見せている。より空間に広さを出すため、照明はダウンライトを採用。

2018.08.17/イエマド編集部

家事時間の短縮で余裕ができ趣味の部屋でリフレッシュ

「玄関回りは広いほうが家が立派に見える」とポーチの幅は約3mとゆとりのサイズ。側面の勝手口はサーフボードなどを置く“趣味の部屋”の出入口で、外水栓で汚れを落としてから中に入る。

「変わったことと言えば毎日湯船につかるようになったことかな。アパートのときはシャワーですませていたので」。広くておしゃれな浴室にご夫妻は大満足。赤ちゃんの誕生と同時に新居が完成したので、お風呂に入れるのがラクだと喜んでいます。

 

家賃を払い続けてもあとに何も残らないからと、なるべく早くマイホームをもちたいと考えていました。子育て安心住宅を知ったのは同社で建てた先輩の紹介です。驚くことに、一度も見学会に行かずに契約を決めたのだと言います。

 

「とても信頼している先輩なんです。何事もよく調べる人なので、この人がいいと言うなら間違いないと思いました」とご主人。

玄関は、ゆとりをもたせるためにあえてシューズクロークはつくらなかった。 壁紙は全面無地の白だが、右側の大きな面だけエンボスタイプを採用。 照明をつけると波模様が浮かび上がる。

「狭すぎず、広すぎず」とLDKは19.7畳。1階の冷暖房はリビングのエアコン1台で、シーリングファンを回すことで冷暖気を循環させる。キッチン横の二つの扉の奥は階段と水回り。回遊式動線で家事が一気に進む。

収納をたっぷりとったキッチン。調味料などはすべて引き出しにしまい、 生活感を出さないようにしている。「手入れが簡単なので毎日掃除しています。ご飯をつくるのが楽しくなりました」と奥様。

赤ちゃんのお世話に使っている和室。和のテイストが強くならないよう、障子の代わりにプリーツのスクリーン、襖の代わりに洋間と同じ建具を使っている。黒い畳は耐久性の高い樹脂製で日焼けにも強い。

洗面脱衣室からの視界。キッチンと階段(右側)と隣り合っているため、洗濯作業がスムーズに進む。洗面脱衣室は3畳と大きい上、収納は階段下を利用しているため、でっぱりがなく広く使える。

浴室だけでなく、洗面脱衣室も広いスペースを確保。入浴がより楽しくなった。(写真左)

 

来客も使用する1階のトイレは洗面台とミラー付き。縦柄の壁紙でシャープな印象に。(写真右)

共働き夫婦に嬉しいインナーバルコニーと洗濯動線

要望を伝えると、最初からほぼ理想どおりの設計図が上がってきました。特に気に入ったのは洗濯作業の動線です。洗濯室がキッチンと階段の間にあるため、料理中でもすぐ洗濯作業に移ることができ、また干し場の2階バルコニーにも直行できます。

 

そのバルコニーは一部がインナーバルコニーとなっており、多少雨が吹き込んでも洗濯物は濡れず、また夜でも干しておくことができます。「共働きだと、朝でも夜でも洗濯できることが大事なんです」と奥様は使いやすさを実感しています。

 

二人でじっくりと吟味した間取りと内装。でも、実はご主人の一番の関心は他にありました。「趣味の部屋は絶対に欲しいと妻を説得しました」。

 

土地探しでは海に近いことを条件にしたほどサーフィンが好きなご主人。サーフボードなど道具を手入れする部屋が欲しかったのです。東道路に面した陽当たりの良い4畳半がその場所です。直接外に出入りできるように勝手口を設け、水のしたたるウェットスーツを干すため一部を土間にしました。ソファを置いて、くつろぐ準備も万端です。

 

さぞサーフィン三昧の日々を送っているかと思いきや、以前よりも海に行かなくなったと言うご主人。「子供ができて、家にいることが多くなったんです。でも、この家だとそれが苦じゃない。くつろいでいます」と新居を満喫しているご主人でした。

ご主人の“趣味の部屋”。勝手口の外が駐車場なので、サーフボードやゴルフなど大きな道具も難なく運び出しできる。濡れたウェットスーツを下げるため部分的に土間にした。

二つの子供部屋は同じ仕様。クローゼットのかわりに収納スペースを設けた。 「子供が大きくなったら、自分の好きなように組み立てられる収納家具を置こうと思っています」。

プラスアドバイス

扉とものがぶつかる鬱陶しさは アウトセットの引き戸で解決
2階の部屋は開き戸が基本ですが、二つある子供部屋のうちの一つは入口近くの収納スペースとぶつかるため、アウトセットの引き戸にしました。スムーズに開けられて快適です。(ご主人)

一面だけ壁色のトーンを落として落ち着きを出した寝室。クローゼットはご主人と奥様で一つずつ用意した。2階は全体的に陽当たりが良く、冬は室内の暖かさが階下にも伝わってくるという。

2階の居室はすべてバルコニーに面しているので布団干しがラク。寝室の前だけインナーバルコニーにして、雨の日でも洗濯物を干せるようにした。

子育て安心住宅のスタッフ(後列左から石埜さん、佐藤さん、井上さん、増田さん)と、岩本様ご家族。「つわりで打ち合わせがたいへんでしたが、家づくりの楽しさのほうが大きくなっていきました」(奥様)。「安定期に入るまではいろいろあると思いますので、授乳室で休憩していただくなど各営業担当が配慮しています」(佐藤さん)。

 

取材・文◎田中和子

撮影◎井上孝明

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:123.38.㎡

階数:2階

工務店情報

会社名:株式会社子育て安心住宅

所在地:静岡県浜松市東区篠ヶ瀬町1209-1

連絡先:0120-005-120

FAX:053-423-2511

http://www.kosodate-j.com

メール:info@kosodate-j.com

間取り

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